福島県郡山市の磐越自動車道で発生したマイクロバス事故により、北越高(新潟市)の男子生徒1人が死亡した事件で、運転していた若山哲夫容疑者(68)が事故の5日前に追突事故を起こし、「免許を返納する」と知人に話していたことが13日、明らかになった。若山容疑者は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の容疑で逮捕されている。
事故の経緯と容疑者の行動
磐越自動車道での事故は6日午前7時40分ごろに発生した。若山容疑者は新潟県村上市にある自動車修理店の代車を運転中、1日に日本海東北自動車道神林岩船港インターチェンジ付近で2台に追突する事故を起こしていた。修理店の男性経営者(73)によると、若山容疑者はこの追突事故の際に連絡を入れ、約3カ月前から物損事故を繰り返していたため、保険会社から任意保険の契約打ち切りを伝えられたと説明。その上で「免許を返納する」と意向を明かしたという。
過去の事故と知人関係
若山容疑者は複数回の事故のうち、3回をこの修理店の代車で起こしていた。経営者とは、若山容疑者が県内の私立高校で部活動の指導をしていた約15年前に知り合ったという。福島県警は、若山容疑者の運転技術に問題がなかったかどうかを捜査している。
関連情報
- 緑内障などの視野障害が交通事故リスクを高める可能性が指摘されており、視野検査なしで免許更新が可能な現行制度に問題があるとの声もある。
- 愛知県設楽町所有のマイクロバスが車検切れ後に運行されていたことが判明し、町立保育園の遠足で使用されていた。
- 中部電力の浜岡原発再開に向け、「安全最優先」の誓いが破られたとの疑念が地元で広がっている。
本件は高齢ドライバーの免許返納問題や交通安全の在り方に一石を投じるものとして、今後の捜査が注目される。



