2025年の自民党総裁選などにおいて、高市早苗首相(党総裁)の陣営が他の候補者を中傷する動画をSNSに投稿したとする週刊文春の報道について、閣僚を務める総裁選の他の候補者らは言及を避けている。この問題は政治界に波紋を広げており、今後の政局にも影響を与える可能性がある。
閣僚の対応
12日の閣議後の記者会見で、総裁選の決選投票で高市氏に敗れた小泉進次郎防衛相は「週刊誌報道に基づき、防衛相の記者会見で答える必要はない」とだけ述べ、詳細なコメントを避けた。また、総裁選で3位だった林芳正総務相は「記事自体を詳細に承知していない。ここには総務相として立っているので、答えを差し控える」と語り、明確な立場を示さなかった。
首相の説明
この報道をめぐっては、高市首相自身が11日の参院決算委員会で、秘書に確認した内容として「他の候補に関するネガティブな動画を作成して発信するといったことは一切行っていないと報告を受けている」と述べ、「私は秘書を信じる」とも主張した。首相は疑惑を全面否定しており、今後の真相解明が注目される。
この件については、与野党双方から疑問の声が上がっており、今後の国会審議でも取り上げられる可能性が高い。政治評論家の間では、この疑惑が高市政権の安定性にどのような影響を与えるかが議論されている。



