長崎市は6月1日、昨年8月以降に新たに死亡が確認された被爆者の名前を、原爆死没者名簿に書き加える作業を始めました。この名簿は8月9日の「長崎原爆の日」に開催される平和祈念式典で奉納される予定です。
被爆2世の書道講師が筆耕
2002年度から名簿の記帳を担当している被爆2世で書道講師の森田孝子さん(78)が、長崎市役所の一室で一人ひとりの氏名と死亡日を筆で丁寧に書き込みました。森田さんは報道陣の取材に対し、「被爆者の高齢化が進む中、原爆の惨劇を後世に伝えていくことが私たちの使命です。亡くなられた方々のご冥福を祈りながら、筆耕を続けていきたい」と語りました。
約3300人を追加予定
長崎市によると、今回の作業は約2カ月かけて行われ、約3300人の名前が追加される見通しです。原爆死没者名簿の奉納は1968年に始まり、毎年原爆の日に行われています。



