元長野県議妻殺害事件、丸山大輔被告の懲役19年判決確定へ 最高裁が上告棄却
元長野県議妻殺害、懲役19年確定へ 最高裁が上告棄却 (14.04.2026)

元長野県議の妻殺害事件、懲役19年の判決が確定へ

最高裁判所第2小法廷(岡村和美裁判長)は、長野県塩尻市で発生した妻殺害事件で、殺人罪に問われた元長野県議丸山大輔被告(51)の上告を棄却する決定を下しました。この決定により、一審および二審で言い渡された懲役19年の判決が正式に確定することになります。決定は4月13日付で、裁判官4人全員一致の意見によるものです。

事件の概要と裁判の経緯

事件は2021年9月29日未明、長野県塩尻市にある酒蔵兼自宅で発生しました。丸山被告は、当時47歳だった妻の首を何らかの方法で圧迫し、窒息死させたとされています。この事件では、被告と犯行を結び付ける直接的な証拠が存在しなかったことが特徴的でした。

2024年12月の一審長野地裁判決は、長野市の議員会館と自宅との間に設置された複数の防犯カメラに写っていた不審な車の映像など、間接証拠を積み上げた上で、「被告が犯人でなければ合理的に説明できない事実関係が存在する」と結論づけました。その後、2025年10月の二審東京高裁判決も一審判決を支持し、「被告を犯人とした結論に誤りはない」として被告の控訴を退けています。

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最高裁の判断と被告側の主張

最高裁第2小法廷は、上告理由には当たらないと判断し、詳細な説明は行いませんでした。被告側は上告審で、二審判決が間接証拠の認定や総合評価を誤り、重大な事実誤認があると主張していましたが、これらの主張は認められませんでした。

この事件は、直接証拠がなくても間接証拠の積み重ねで有罪が立証されるケースとして、司法関係者から注目を集めています。防犯カメラの映像など、現代的な証拠収集手法が裁判で重要な役割を果たした点も特筆すべきでしょう。

丸山被告は元県議という公職にあった人物であり、事件は地域社会に大きな衝撃を与えました。判決確定により、長年にわたる裁判の過程に一つの区切りがつくことになります。被害者の妻の遺族や関係者にとっては、司法の判断が下されたことで、少しでも安堵の念が生まれることが期待されます。

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