警視庁と沖縄県警かたる詐欺、仙台の70代男性が1億3900万円被害
警視庁かたる詐欺で仙台男性1億3900万円被害

宮城県警仙台中央署は11日、仙台市青葉区に住む70代の男性が、警察官を装う詐欺グループによって現金約1億3900万円をだまし取られる被害に遭ったと明らかにした。この事件では、犯人が警視庁や沖縄県警の警察官をかたり、巧妙な手口で長期にわたって金銭を詐取していたという。

事件の経緯

発表によると、男性は昨年3月下旬ごろ、自宅の固定電話に通信会社の職員を名乗る女性から電話を受けた。その後、電話口で代わった警視庁の警察官を称する男が「あなたの口座が悪用されている。資金を調査する必要がある」と告げ、男性にネット銀行の口座開設を指示。5月中旬から6月下旬にかけて、14回にわたって指定された口座に合計約1億3000万円を振り込ませた。

さらに10月下旬には、沖縄県警の警察官をかたる別の男からも電話があり、「何か困ったことはありませんか」と問われた男性がこれまでの振り込みについて説明すると、男は「資金調査であなたの無実を証明するため、捜査に伺う」と述べ、現金を受け取りに来ると告げた。11月上旬から下旬にかけて、男性は自宅付近に現れた男女3回にわたり、現金計約900万円を手渡した。

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被害の発覚と捜査

男性は一人暮らしで、被害後、自宅を訪れた親族が不審に思い、警察に相談して事件が発覚した。署は一連の事件を同一グループによるものとみて、詐欺容疑で捜査を進めている。

警察は「警察官や官公庁職員が電話で金銭を要求することは絶対にない」と注意を呼びかけ、不審な電話があった場合はすぐに相談するよう呼びかけている。

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