知多半島総合医療センター(愛知県半田市)は6日、クラウドファンディング(CF)で資金を調達して購入した新しいドクターカーを公開した。7日から運用を開始する。
新車両の特徴
新車両は、車内の足元の床幅が通常の救急車の約1.5倍に拡大され、電動ストレッチャーを中央にスライドさせることで患者の両側から治療が可能となった。また、ECMO(体外式膜型人工肺)などの高度医療機器も車内に搭載できる。消防指令センターと連動した119番位置情報表示システムにより現場到着が容易になり、車体の揺れも軽減されている。
クラウドファンディングの成果
このプロジェクトには2231人から4287万4738円の寄付が集まり、費用の大部分を賄った。寄付に応じた久野金属工業(常滑市)の久野忠博社長(63)は「地域の医療にとって重要な車両だ」と期待を寄せた。
救急需要の増加
同センターは移転開業した2025年度に約1万250台の救急車を受け入れており、旧半田病院の最後の1年間より約750台増加。ドクターカーの出動も増加傾向にあるという。



