岐阜県は、熱中症特別警戒アラートが発表された際に冷房設備が整った休憩所として開放される「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)」の目印となるのぼり旗を作製した。この取り組みは、県民の熱中症対策を強化し、施設の認知度を高めることを目的としている。
クーリングシェルターとは
クーリングシェルターは、2024年4月に施行された改正気候変動適応法に基づいて設けられた制度である。市町村が暑さから避難するための休息施設として指定でき、熱中症特別警戒アラート発表時には誰でも無料で利用できる。岐阜県内では、市町村庁舎などの公共施設を中心に、計約680施設が指定されている。
のぼり旗のデザインと配布
作製されたのぼり旗は、縦1.6メートル、幅45センチメートルで、涼しさを感じさせる青色を基調としている。施設の利用を促すため、「ひと涼みできます」という大きな文字が描かれており、風鈴や雪の結晶などの装飾も施されている。今後、県は市町村を通じて各施設への配布を進め、のぼり旗の設置を促進する。
知事のコメント
6月3日の定例記者会見で、江崎禎英知事は「これから暑くなるので、クーリングシェルターを県民に積極的に利用してもらえるように、市町村と連携して取り組みを進めていきたい」と述べた。これまで一部の市町村では独自にポスターなどを作成していたが、統一デザインののぼり旗を作製することで、施設の認知度向上と利用促進が期待される。
この取り組みにより、岐阜県民は暑さによる健康被害を軽減し、安全に夏を過ごすことができるようになるだろう。



