共産党の小池晃書記局長は1日の記者会見で、沖縄県名護市辺野古沖で発生した船の転覆死亡事故に関連し、内閣府沖縄総合事務局が運航団体に対して特定の国会議員の乗船履歴を照会した対応を厳しく批判した。小池氏は「船からの監視活動は憲法で保障された国政調査権の発動であり、今回の照会はそれに対する侵害で、明らかな権力の乱用だ」と指摘し、直ちに照会を撤回するよう求めた。
照会対象は14人の国会議員
小池氏によると、沖縄総合事務局が問い合わせた国会議員は14人に上り、小池氏自身もその中に含まれていた。運航団体である「ヘリ基地反対協議会」は、この照会について「政治的な意図があると言わざるを得ない」とのコメントを発表している。
小池氏の主張
小池氏は「協議会の船舶の安全管理には問題点があり、海上保安庁などの調査にはこれまでも適切に応じてきた」と述べ、照会の必要性に疑問を呈した。また、政府の対応が国政調査権を萎縮させるものであり、民主主義の根幹に関わる問題だと強調した。
この問題は、沖縄の基地問題をめぐる政治的な緊張の高まりを示しており、今後の国会論議にも影響を与える可能性がある。



