大阪府議会は3日、いわゆる「大阪都構想」の具体的な制度設計を担う法定協議会の設置議案を、地域政党・大阪維新の会などの賛成多数で可決しました。これにより、同構想の実現に向けた法的な枠組みがさらに前進しました。
法定協議会設置の経緯
法定協議会は、大阪市を廃止し特別区を設置するための制度案を策定する機関です。大阪市議会でも先月、同様の設置議案が可決されており、両議会の承認が整ったことで、今月中旬にも初会合が開かれる見通しです。
吉村知事の狙い
吉村洋文知事(大阪維新の会代表)は、来年春の3度目となる住民投票の実施を目指しています。過去2回の住民投票ではいずれも反対多数で否決されましたが、今回は新たな制度案を提示し、賛成票を獲得したい考えです。
今後のスケジュール
法定協議会では、区割りや権限移譲などの具体的な制度設計が議論される予定です。議論の結果を踏まえ、来年春の住民投票実施に向けた準備が加速するとみられます。
- 法定協議会の初会合:今月中旬
- 制度案の取りまとめ:年内を目標
- 住民投票:来年春
大阪都構想は、大阪市を廃止して複数の特別区に再編する構想で、2015年と2020年の住民投票で否決されました。今回の動きが実現に結びつくか、注目が集まっています。



