自民党、次期衆院選公約に憲法改正明記へ
自民党は、次期衆院選の政権公約に憲法改正を明記する方針を固めた。党内では改正項目の絞り込みが本格化しており、9条や緊急事態条項などが焦点となっている。
党内論議の経緯
党憲法改正推進本部は、これまでの議論を踏まえ、改正案のたたき台をまとめる作業を加速させる。岸田首相は、国会での発議を念頭に、早期の取りまとめを指示している。
一方で、公明党や野党との調整が必要であり、与党内でも慎重意見がある。特に、9条改正には国民の理解が不可欠として、丁寧な説明を求める声も上がっている。
主な改正項目
- 9条:自衛隊の明記と国防軍への改称
- 緊急事態条項:大災害やテロ時の政府権限強化
- 環境権:新しい人権としての位置づけ
これらの項目について、党内では賛否が分かれており、合意形成が課題となる。
今後のスケジュール
党は、夏までに原案を策定し、秋以降の臨時国会での発議を目指す。次期衆院選の公約として明確に打ち出し、国民の信を問う方針だ。
ただし、発議には衆参両院で3分の2以上の賛成が必要であり、野党の協力が不可欠。与党は、公明党との連携を強化するとともに、日本維新の会などへの働きかけも検討している。



