衆院選街頭演説の聴衆分析、高市首相の支持層は50代女性が最多に
高市首相の街頭演説聴衆、50代女性が最多と分析 (13.02.2026)

衆院選街頭演説の聴衆層を詳細分析、高市首相の支持基盤に新たな光

2026年衆議院選挙における自民党の高市早苗総裁(首相)の街頭演説聴衆について、興味深い分析結果が明らかになった。共同通信がスマートフォンアプリの位置情報から得られる人流データを活用した調査によると、聴衆の中で最も多かったのは50代の女性であったことが判明した。このデータは、首相の支持層が特定の年代や性別に偏ることなく、幅広い層に広がっている実態を浮き彫りにしている。

選挙戦最終日の聴衆構成を年代別・性別に詳細に分析

分析対象となったのは、選挙戦最終日の2月7日に東京都世田谷区の二子玉川公園前で行われた高市首相の「最後の訴え」街頭演説である。共同通信は、ソフトバンクグループのAgoopから提供を受けた匿名化された位置情報データを基に、演説エリアに1~2時間滞在した人々の属性を詳細に調査した。

年代別の内訳を見ると、以下のような分布が確認された。

  • 50代が25%を占め、最も高い割合を示した。
  • 30代と40代がそれぞれ20%ずつ。
  • 20代以下も22%に達し、若年層の参加も顕著であった。

さらに、年代と性別を掛け合わせた詳細な分析では、50代女性が17%と最も多く、次いで40代男性が12%、30代男性が11%という結果となった。このデータから、高市首相の演説には多様な年代・性別の有権者が集まったことがうかがえる。

区外からの来訪者が半数以上、支持の広がりを示す

特筆すべきは、聴衆の半数以上が世田谷区の居住者や通勤者以外であった点だ。このことから、演説会場には区外からわざわざ足を運んだ支持者も少なくなかったと推測される。首相を前面に押し出した自民党の選挙戦略が功を奏し、幅広い地域から支持を集めた様子が窺える。

自民党は今回の選挙戦で高市首相を前面に押し出す戦略を採用し、それが有権者に受け入れられた形だ。同党は追加公認を含めて316議席を獲得し、圧勝を収めている。今回の聴衆分析は、その勝利の背景にある支持層の実態をデータで裏付ける貴重な資料となった。

共同通信が使用したAgoopのデータは、スマートフォンアプリから利用者の同意を得た上で収集された位置情報を匿名化して活用している。このような最新のテクノロジーを駆使した分析手法が、現代の選挙戦略や政治動向を理解する上で重要な役割を果たしつつある。