自民党が次期衆院議長に森英介元法相を選出へ 特別国会で正式決定
自民党は13日、次期衆院議長に森英介元法相(77)を推す方針を固めた。衆院選を受けて18日に召集される特別国会の冒頭で議長選が行われ、森氏が選出される見通しとなっている。複数の政権幹部がこの方針を明らかにした。
森英介氏の経歴と党内での位置付け
森氏は千葉11区選出で当選13回を数えるベテラン議員である。法務大臣や衆議院憲法審査会長などの要職を歴任し、現在は自民党内で唯一残る派閥である麻生派に所属している。長年にわたる立法経験と党内調整力が高く評価されている。
特に、森氏は麻生太郎副総裁と近い関係にあり、与野党協議において自民党の責任者を務めてきた実績を持つ。この点が次期衆院議長人事において重要な要素となっている。
皇位継承協議のとりまとめ役としての期待
次期衆院議長には、安定的な皇位継承に関する与野党協議をとりまとめ、「立法府の総意」を導く役割が強く求められている。この重要な課題に対して、与野党間の調整能力が試されることになる。
自民党は、麻生副総裁と近い関係にある森氏を衆院議長に据えることで、皇位継承をめぐる与野党協議を加速させ、早期の結論導出を目指す狙いがあるとみられる。森氏の豊富な政治経験と調整力が、停滞気味だった議論に新たな動きをもたらすことが期待されている。
特別国会での議長選の流れ
18日に召集される特別国会では、冒頭で議長選挙が行われる予定である。与党である自民党が推薦する候補者が事実上確定している状況で、森氏の選出は確実視されている。
新議長の下で、皇位継承問題をはじめとする重要課題の審議が本格化することが見込まれる。立法府としての統一的な見解形成が急務となっている中、森議長のリーダーシップに注目が集まっている。