コロンビア大統領選、デラエスプリエジャ氏とセペダ氏が決選投票へ
コロンビア大統領選、決選投票へ 右派と左派の対決

コロンビア大統領選、決選投票へ

南米コロンビアで5月31日、左派グスタボ・ペトロ大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投開票が行われた。選挙管理委員会の集計(開票率100%)によると、右派の弁護士アベラルド・デラエスプリエジャ氏(47)が得票率43.74%で首位となった。しかし、当選に必要な過半数には届かず、ペトロ氏の後継で40.9%を得たイバン・セペダ上院議員(63)とともに、6月21日の決選投票に進むこととなった。

両候補の主張と背景

デラエスプリエジャ氏は、西半球重視の「ドンロー主義」を掲げるトランプ米大統領を支持し、治安部隊の強化や麻薬生産地への除草剤散布など強硬路線を訴えている。一方、セペダ氏は武装ゲリラとの対話を重視する立場で、事前の世論調査では優勢だったが、デラエスプリエジャ氏が追い上げた形だ。

コロンビアでは2022年の前回大統領選で初の左派政権が誕生し、親米路線から転換。2025年以降は麻薬対策を巡りトランプ氏と対立している。また、武装ゲリラ同士の抗争が続き、治安対策が急務となっている。決選投票では、治安政策と米国との関係が主要な争点になるとみられる。

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