中国便、関係悪化で半分に 国際線夏ダイヤ6年ぶり減少
中国便、関係悪化で半分に 国際線夏ダイヤ6年ぶり減

国土交通省は28日、国内の空港と海外を結ぶ国際旅客便の今夏ダイヤ(3月29日~10月24日)の認可状況をまとめ、発表した。それによると、週当たりの便数は5445.5便となり、前年同期と比較して4パーセントの減少となった。国際線の夏ダイヤが前年を下回るのは、新型コロナウイルス禍の影響で大幅に減便された2020年以来、実に6年ぶりのことである。

中国便が半減、他のアジア路線は増加

今回の減少の最大の要因は、日中関係の悪化である。中国便は前年同期の1279.5便から597便へと、実に53パーセントもの大幅な減少を記録した。これは、両国間の政治的な緊張が航空需要に直接的な影響を及ぼした結果とみられる。

一方で、中国以外のアジア路線や欧州路線は堅調に増加している。韓国便は22パーセント増、台湾便は12パーセント増、フランス便は11パーセント増となるなど、地域によって明暗が分かれる結果となった。

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中東情勢の影響は今後顕在化か

国土交通省によれば、今回のダイヤ申請は中東情勢が悪化する前の時期に行われたため、各航空会社の事業計画上は現時点で大きな影響は見られない。しかし、今後は中東地域の緊張が長期化した場合、欠航やさらなる減便が発生する可能性があると指摘している。

国際線の動向は、観光やビジネスなど幅広い分野に影響を及ぼすだけに、今後の航空各社の対応が注目される。

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