防衛省統合幕僚監部は1日、太平洋で活動中の中国海軍の空母「遼寧」において、5月26日から28日までの間に艦載戦闘機やヘリコプターの発着艦が計約170回行われたことを確認したと発表した。同省が遼寧の動向を公表するのは5月26日以来となる。
空母「遼寧」の航行経路と発着艦状況
防衛省の発表によれば、遼寧は5月26日に沖ノ鳥島(東京都)の南西の太平洋海域を航行。翌27日には沖縄県・宮古島の南約790キロメートル、28日には宮古島の南西約590キロメートルの海域へと進んだ。この期間中、艦載機の発着艦が繰り返し行われた。
艦隊行動と海上自衛隊の監視
29日には、遼寧はミサイル駆逐艦2隻と共にフィリピン東方の海域を南東方向に移動した。海上自衛隊の護衛艦がその動向を監視した。
中国海軍の空母活動の活発化は、周辺国の安全保障に影響を与える可能性があり、防衛省は引き続き警戒監視を続ける方針だ。



