経団連は3日、東京都千代田区で定時総会を開催し、就任2年目を迎えた筒井義信会長の執行体制が正式に発足した。総会では、組織のナンバー2に当たる審議員会議長に片野坂真哉・ANAホールディングス会長が就任し、深沢祐二・JR東日本会長や岩田圭一・住友化学会長ら6人の副会長が新たに選任された。
筒井会長、課題山積の認識示す
総会で筒井氏は、自由貿易体制の揺らぎや国際情勢の混迷を踏まえ、「日本は地政学面や通商面でリスクにさらされている」と指摘。国内でも持続可能な社会保障制度の構築など課題が山積しているとの認識を示した。その上で、「将来世代への責任を果たす観点から適切な解決策を提示し、実現することがこれまで以上に経団連に求められている」と述べ、経済団体としての役割の重要性を強調した。
事業方針「投資牽引型経済」を承認
総会では、2026年度の事業方針として「投資牽引型経済の確立」が承認された。これは、企業の積極的な投資を通じて経済成長を牽引することを目指すもので、筒井体制の下で具体的な施策の推進が期待される。
総会後に開かれた記者会見では、筒井会長が今後の経済見通しや政策課題について言及。詳細は有料会員向けの記事で提供されている。



