関空第1ターミナル大規模改修完了、国際線エリア拡大と免税店充実
関空第1ターミナル改修完了、国際線エリア拡大

関西空港第1ターミナルの大規模改修工事が完了し、運営会社の関西エアポートは29日、報道関係者向けの内覧会を開催した。1994年の開港以来初となる大がかりなリニューアルで、国際線エリアを大幅に拡大し、免税店も充実させた。

新商業エリアの概要

29日に公開されたのは、5年がかりの工事の最終段階として6月2日にオープンする商業エリア。キャラクター商品やブランド品店が並び、天井には和傘をモチーフにしたオブジェがつるされている。免税店の品ぞろえも強化され、訪日外国人旅行者の消費拡大を狙う。

国際線エリアの拡大

ターミナル中央部の国際線出発エリアは、面積を従来の約1.6倍の約1万6000平方メートルに拡大。駐機場の割り振りを見直し、国際線旅客が乗り降りに使う搭乗橋は34から40に増加した。これにより、より多くの国際線を効率的に処理できるようになる。

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改修の背景

この改修の背景には、国内線と国際線の対照的な需要動向がある。国内線旅客は大阪空港との競合などから低迷し、2018年には第1ターミナルの計画容量1300万人に対し、実際は400万人にとどまった。一方、国際線はインバウンドの増加で2015年ごろから急増し、2018年には計画容量1200万人を上回る2060万人を記録した。このため、関西エアポートは国際線需要に対応するため、大規模な改修に踏み切った。

改修工事は2021年5月から開始され、約5年をかけて完了。運営会社は、今回のリニューアルにより、さらなる国際線旅客の増加を見込み、収益向上につなげたい考えだ。

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