ニューヨーク外国為替市場で円相場が157円近辺を推移
2026年3月5日午前8時00分更新 - 4日のニューヨーク外国為替市場において、円相場は午後5時現在、1ドル=156円96銭から157円06銭の範囲で取引されました。これは前日と比較して75銭の円高・ドル安となり、市場では円買いドル売りの動きが目立っています。
中東情勢を巡る停戦報道が市場に影響
今回の円高ドル安の背景には、中東情勢を巡る最新の報道が大きく影響しています。具体的には、イランの情報機関関係者が停戦条件に関する協議を米国側に打診していたとの情報が伝わりました。この報道を受けて、従来の「有事のドル買い」と呼ばれる動きが後退し、代わって円を買いドルを売る傾向が強まりました。
市場関係者によれば、地政学的リスクが緩和される可能性への期待が高まり、安全資産とされる円への需要が増加したことが要因と分析されています。この動きは、為替市場全体の流れを円高方向に押し上げる結果となりました。
ユーロ相場の動向
同時刻のユーロ相場も注目されます。ユーロは1ユーロ=1.1628ドルから1.1638ドルの範囲で取引され、日本円に対しては1ユーロ=182円66銭から182円76銭の水準を記録しました。この動きは、ドルに対するユーロの堅調さを示すとともに、円との関係でも一定の安定感が見られます。
全体として、ニューヨーク市場では中東情勢の進展を注視する姿勢が強く、今後の外交動向や停戦協議の具体的な内容次第では、為替相場がさらに変動する可能性も指摘されています。投資家や市場参加者は、引き続き関連ニュースに敏感に反応することが予想されます。



