日経平均、史上初の7万円目前に急接近 AI活況でキオクシアが一時トヨタ超え
日経平均、史上初の7万円目前 AI活況でキオクシアがトヨタ超え

東京株式市場で日経平均株価が、史上初の7万円の大台に迫っている。世界的な人工知能(AI)ブームを追い風に、AIに欠かせない半導体やデータセンター(DC)などの関連銘柄が活況を呈している。3日には半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(HD)の時価総額が、トヨタ自動車を一時上回り2位になるなど、時価総額上位の顔ぶれもかつてと様変わりした。

日経平均、最高値を連日更新

3日の日経平均は、前日より1667円89銭(2.50%)高い6万8402円13銭で取引を終えた。史上初めて6万8000円台に乗せ、最高値を塗り替えた。一時は2000円超上昇して6万8786円49銭をつけ、取引時間中の最高値も更新した。より幅広い銘柄をカバーする東証株価指数(TOPIX)も71.96ポイント(1.83%)高い3996.20で終え、最高値を記録。一時、初めて4000を超える場面もあった。

急ピッチな上昇の背景

日経平均は2025年10月に5万円を突破し、約半年後の今年4月には6万円台に到達するなど、急上昇している。牽引役はAI関連銘柄だ。特に半導体関連株の上昇が顕著で、東京エレクトロンなどの値上がりが日経平均を押し上げた。時価総額ランキングでも、20年前とは顔ぶれが一変。かつては銀行や自動車メーカーが上位を占めていたが、現在は半導体やIT関連企業が台頭している。

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キオクシアの躍進と市場の変化

キオクシアHDは、AI需要の拡大を背景に半導体メモリーの需要が急増し、業績が急回復。一時はトヨタ自動車を時価総額で上回るまでになった。これは、日本経済のけん引役が自動車産業から半導体産業へとシフトしつつあることを示している。

今後の見通しと課題

市場では、日経平均が7万円台に乗せるのは時間の問題との見方が強い。しかし、AI関連銘柄への過度な集中や、米中対立の影響など、リスク要因も指摘されている。投資家は、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で市場を見守る必要があるだろう。

なお、本記事は有料記事の一部を抜粋して再構成したものです。詳細は朝日新聞の有料会員向けページをご覧ください。

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