リンガーハットは10日、2026年2月期の連結決算を公表しました。同社は原材料価格の高騰に対応するため、主力事業であるちゃんぽん店ととんかつ店で価格改定を実施。その結果、売上高は前期比2.9%増加し、450億円に達し、4期連続で増収を記録しました。
決算の詳細と業績推移
今回の決算では、最終利益が78.4%増の17億円となりました。この大幅な増益は、繰り延べ税金資産の計上による一時的な要因が寄与しています。一方、営業環境は厳しく、原材料コストの上昇が収益に圧力をかけ続けています。
今後の見通しと課題
リンガーハットは、2027年2月期の業績見通しとして、売上高が4.9%増の473億円に達する一方、最終利益は30.5%減の12億円と予想しています。これは、原材料高の継続や競争激化による利益率の低下を反映したものです。同社は、価格戦略の見直しや効率化を進め、持続的な成長を目指す方針を示しています。
九州を拠点とする同社は、地域経済に貢献しながら、全国展開を強化しています。今回の決算結果は、外食産業における価格転嫁の難しさと、企業の適応力の重要性を浮き彫りにしています。今後の動向が注目されます。



