27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所における原油先物相場は、前日に続き大幅な下落を記録した。指標となる米国産標準油種(WTI)の7月渡しは、前日比5.21ドル安の1バレル=88.68ドルで取引を終了した。
下落の背景
イラン国営テレビが、米国との戦闘終結に向けた覚書草案を入手したと報じたことが売り材料となった。これにより、ホルムズ海峡の航行正常化が進み、供給が回復するとの見方が強まり、売り注文が膨らんだ。
市場の反応
市場関係者は、地政学的リスクの後退が原油価格に下落圧力をかけていると分析している。イランと米国の緊張緩和が原油供給の増加につながるとの期待が、投資家の売りを誘発した。
今後の動向については、イラン情勢のさらなる進展や、主要産油国の生産動向が注目される。



