東京都品川区、電気・ガス代月1千円補助へ 6~9月支給、全国初の自治体支援
品川区、電気ガス代月1千円補助へ 6~9月支給

東京都品川区は、区民を対象とした電気・ガス料金の独自支援を開始する方針を固めた。中東情勢の悪化によるエネルギー価格高騰を受けた措置で、自治体による補助は全国初とみられる。区は27日の区議会臨時会に約12億円の補正予算案を提出し、6月から支給を始める考えだ。

補助の概要

期間は6月から9月までの4カ月間で、1世帯あたり月1千円を所得などの制限なく給付する。迅速に支援を届けるため、区民からの申請には通信アプリのLINEを活用。区が発行した暗証番号をコンビニエンスストアのATMで入力することで、最速で申請したその日のうちに受け取れるようにする。紙による申請も並行して受け付ける。

背景と目的

中東情勢を受けた電気・ガス料金の上昇をめぐっては、高市早苗首相も18日、7月から9月に「昨年夏の料金水準を下回るような支援を行う」と表明。政府が予備費から支出する方向で準備を進めている。区は民間シンクタンクの試算などをもとに、電気・ガス料金は6月分から平均的な世帯で月1千円弱上昇すると予測。5月に入って最高気温が平年を上回る日が続くなか、エアコンの使い控えによる熱中症被害を防ぐためにも、政府の対応を待たずに早期の支援に乗り出す必要があると判断した。

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この取り組みにより、区内の約40万世帯が対象となり、エネルギー価格高騰による家計負担の軽減が期待される。区は今後も状況を注視し、必要に応じて追加の対策を検討する方針だ。

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