エヌビディア、Windows PC向けAI半導体「RTX Spark」発表
エヌビディア、Windows PC向けAI半導体発表

エヌビディア、Windows PC向け新AI半導体を発表

米半導体大手エヌビディアは1日、米マイクロソフト(MS)の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載したパソコン向けの新半導体「RTX Spark」を発表した。この半導体は、人工知能(AI)を活用した機能を個人ユーザーでもスムーズに利用できるようにすることを目的としている。エヌビディアは、この半導体を採用したパソコンが、MSや米HP、台湾ASUS(エイスース)などから今秋以降に発売されると明らかにした。

台北での発表会で詳細を公開

ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が台北での発表会で新製品を公開した。新半導体「RTX Spark」は、AIによる動画生成や処理、最新ゲームの快適なプレイを可能にする高い性能を備えている。フアン氏は「MSとエヌビディアが40年ぶりにパソコンを再発明する」と述べ、この製品がパソコン市場に革命をもたらすと強調した。

この新半導体は、AI処理に特化したコアを搭載し、従来のCPUでは困難だった複雑なAIタスクを効率的に実行できる。具体的には、リアルタイムでの動画編集や高品質な画像生成、さらにはAIアシスタントの高度な応答が可能になるという。エヌビディアは、この技術により、一般消費者向けパソコンのAI機能が大幅に向上すると期待している。

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パートナー企業の動向

MSは、自社のSurfaceシリーズを含むWindows PCに「RTX Spark」を採用する予定だ。また、HPやASUSも、ゲーミングPCやクリエイター向けノートPCにこの半導体を搭載する計画を発表している。各社は、2024年秋から順次製品を市場に投入する見込みで、価格帯はミッドレンジからハイエンドまで幅広く設定される見通しである。

エヌビディアは、この新半導体がAIパソコン市場の拡大に貢献し、2025年までに世界のPC出荷台数の30%以上がAI対応になると予測している。同社は今後、データセンター向け半導体だけでなく、個人向け市場でも存在感を高める戦略を進めている。

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