日本と中国の優れたアニメ作品を世界に発信する「第1回日中国際アニメ映画祭」が28日、埼玉県所沢市の文化複合施設「角川武蔵野ミュージアム」をメイン会場として華やかに開幕した。午後7時半からの開会式に先立ち、審査員を務めるメディアアーティストの落合陽一さんや作家の夢枕獏さんらが、ミュージアムから屋外の式典会場へと続く階段通路に敷かれたレッドカーペットを闊歩し、集まった観客や報道陣の注目を集めた。
映画祭のテーマと所沢開催の意義
本映画祭のテーマは、日中両国が連携してアニメ制作における優れた人材を発掘し、世界的な傑作を世に送り出すことにある。開催地に選ばれた所沢は、スタジオジブリの大ヒットアニメ映画「となりのトトロ」の舞台とされる地域であり、近年はポップカルチャーの発信拠点としても注目を集めている。こうした背景から、同映画祭の開催地として最適と判断された。
応募作品と審査部門
プロ・アマチュア、国籍、年齢を問わずエントリー可能な本映画祭には、長編、短編など4部門に、日本と中国を中心に約400点の作品が寄せられた。その中から、長編3点、短編とショートショート部門各10点など、計30作品が最終審査にノミネートされている。各部門のグランプリは、最終日となる31日に発表される予定だ。
期間中のイベントと上映会
映画祭期間中、角川武蔵野ミュージアムとその周辺では、アニメをテーマにしたシンポジウムやコンサートなど多彩なイベントが開催される。また、西武線所沢駅前の複合映画館「T・ジョイ エミテラス所沢」では、ノミネート作品の上映会が予定されている。詳細は同映画祭の公式ホームページで確認できる。



