コメ価格、高値圏で膠着 5キロ平均4145円に上昇 全国6地域で4000円超え
コメ価格高値圏で膠着 5キロ平均4145円に上昇

コメ価格が高値圏で膠着 5キロ平均4145円に上昇

農林水産省は2月13日、全国約6千の小売店における最新のコメ価格調査結果を発表しました。それによると、2月2日から8日にかけて販売されたコメ5キロの平均価格は、前週比3円高い4145円となりました。これは2週連続の値上がりを記録し、高値圏での膠着状態が続いていることを示しています。

全国6地域で4000円超え 地域格差が鮮明に

全国を9地域に分けた調査では、6地域で平均価格が4000円を超えました。特に東海地域が4287円で最も高く、北陸地域の4283円、近畿地域の4258円がそれに続いています。一方、4000円を下回ったのは以下の3地域でした:

  • 北海道
  • 中国・四国
  • 九州・沖縄

この結果から、地域による価格格差が依然として大きいことが浮き彫りになっています。特に近畿地域と中国・四国地域では、5週連続で値下がりが続いており、地域ごとの需給動向の違いが影響していると見られます。

高値圏での膠着状態が続く背景

コメ価格が高値圏で膠着している背景には、複数の要因が考えられます。まず、生産コストの上昇が挙げられ、肥料や燃料価格の高騰が農家の経営を圧迫しています。また、気候変動の影響による収穫量の不安定さも、供給面での懸念材料となっています。

さらに、消費者側では品質へのこだわりが強まっており、高級米への需要が一定程度維持されていることも、価格を下支えする要因です。しかし、全体的な経済情勢や家計の負担感から、価格のさらなる上昇には限界があるとの見方も出ています。

今後の見通しと市場への影響

専門家によれば、現在の高値圏での膠着状態は、短期的には継続する可能性が高いとされています。春先の需要期を控え、小売店や消費者は価格動向に注視する必要があります。また、政府や関係機関は、価格安定に向けた対策の検討を進めることが期待されます。

このようなコメ価格の動向は、食料品全体の価格変動にも影響を与える可能性があり、家計や飲食業界への波及効果が懸念されます。今後も定期的な調査と分析が求められるでしょう。