藤沢で浮世絵展「富士山」68点、広重や貞秀の作品が集結
藤沢で浮世絵展「富士山」68点、広重や貞秀の作品

神奈川県藤沢市の「藤澤浮世絵館」で、7月の富士山山開きに先駆け、特別展「藤沢で山開き 浮世絵で登る富士山」が19日から始まった。本展では、江戸時代から明治期にかけて活躍した浮世絵師たちが描いた富士山の作品68点が展示されている。

多彩な富士山の表現

展示作品には、「東海道五十三次」で知られる歌川広重の作品や、江戸後期から明治にかけて活躍した歌川貞秀の作品が含まれる。遠景で雪をかぶった美しい富士山から、富士講ブーム時に描かれた険しい山肌のリアルな描写まで、多様な富士山の姿を楽しめる。

迫力の火口描写

歌川貞秀が実際に富士山に登頂して描いた「当山真形全図」は、火口の真上から見た富士山を描いており、その迫力は圧巻だ。また、落合芳幾の「冨士山北口女人登山之図」は、1860年の庚申(かのえさる)の年に描かれたもので、当時禁じられていた女性の富士登山が許可されたことを示す立て札が描かれている。

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展示概要

会期は7月5日まで。開館時間は午前10時から午後7時(入館は午後6時半まで)。休館日は月曜日(祝日、振り替え休日の場合は翌平日)。入館は無料。

学芸員による解説

5月31日と7月4日には、学芸員による見どころ解説が午前11時からと午後3時からの2回開催される。各回先着30人。

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