大相撲夏場所14日目(5月23日・両国国技館)、伯乃富士(奥)が霧島を寄り倒しで破り、単独首位から引きずりおろして優勝の望みをつないだ。大関の寄りを必死に残すと、前まわしを引いて逆襲に転じた。
逆襲の柏乃富士、イメージ通りの動き
前日から、先に上手を取られてからの動きをイメージしていた伯乃富士は「必死に自分の体勢に戻そうとした。考えていた通りに体が動いた」と充実感をにじませた。この勝利で、優勝争いは混迷を極めている。
両親の前で10勝目、恩返しの思い
観戦した両親の前で、昨年初場所以来となる10勝目を挙げた伯乃富士は「一生かけて恩返ししたいので、いいところを見せられて良かった」と笑顔を見せた。千秋楽の藤青雲戦に向けて「やり切りたい」と力を込めた。
この日、霧島は3敗目を喫し、若隆景と並んで首位に立った。4敗の力士も加わり、6人での優勝決定戦の可能性も出ている。



