八回裏、巨人は1死満塁の好機で代打の丸佳浩が起用された。カウント2-1からの4球目、オリックスのリリーフが投じた内角高めの速球を捉えると、打球は右翼スタンドへ一直線。逆転満塁本塁打となり、球場は熱狂に包まれた。
長嶋茂雄さんへの思い
試合後、ヒーローインタビューで丸は「長嶋さんが打たせてくれた。『天国からあきらめるな』とずっと言ってくださった」と語り、目を潤ませた。この日は元巨人監督の長嶋茂雄さんが昨年、89歳で亡くなってからちょうど1年の命日だった。
丸は長嶋さんの熱血指導に深い感謝の気持ちを抱いており、「現役時代に厳しく指導していただいたおかげで、今日の一打がある」と述べた。
試合の経過
巨人は先発の戸郷翔征が二回、先頭打者への死球で危険球退場となるアクシデント。打線もオリックス先発・曽谷龍平の前に七回までわずか1点に抑えられていた。
しかし、八回に相手の継投策をつき、1死から佐々木俊輔が右前安打、泉口友汰と松本剛も安打で続き満塁のチャンスを作った。ここで代打の丸が逆転満塁本塁打を放ち、チームは5-4で勝利した。
丸は「最後まで一人もあきらめることなく、全員でつないだ勝利」とチームワークを称えた。
丸佳浩の貢献
丸は今季、代打での起用が多く、この日も貴重な一打で存在感を示した。長嶋さんの教えを胸に、チームの勝利に貢献し続ける。



