菅野智之が久しぶりの東京ドームで粘りの50球投球、4安打無失点で切り抜ける
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組で、日本代表「侍ジャパン」は8日、準々決勝への1位通過をかけてオーストラリアと対戦しました。先発投手としてマウンドに立った菅野智之(コロラド・ロッキーズ)は、4回を投げて4安打を喫したものの、粘り強く無失点に抑え、2番手の隅田知一郎(埼玉西武ライオンズ)に引き継ぎました。
東京ドームでの久々の登板で安定感を発揮
久しぶりの東京ドームのマウンドとなった菅野は、ファーストストライクから積極的にバットを振ってくるオーストラリア打線に対し、立ち上がりの初回こそ中軸の2連打で走者を三塁まで許しましたが、後続を締めて危機を脱しました。特に警戒すべき1番バザナと2番ミードのメジャーリーグコンビには、多彩な球種でコーナーを丁寧に突き、出塁を許さない投球を見せました。
3回には1死1塁の場面でミードを併殺に仕留め、ガッツポーズを披露するなど、試合の流れを掴む姿勢が光りました。菅野は4回を50球で投げ切り、チームの勝利に大きく貢献しました。
メジャーでの経験を活かした対応力
メジャーリーグ移籍1年目の昨シーズンは、ボルチモア・オリオールズで二桁の10勝を挙げ、高い対応能力を見せた菅野。WBCでは、準決勝敗退となった前々回の2017年大会でエース格として力投し、3試合で14回3分の1を投げて防御率3.14を記録しています。
その豊富な経験を今年の侍ジャパンに余すことなく伝えている菅野は、今回の試合でも冷静な投球でチームをリードしました。オーストラリア打線の強打に対し、的確な配球と粘り強い投球で無失点に抑え、準々決勝進出への重要な一歩を踏み出しました。
侍ジャパンはこの勝利をきっかけに、WBCでのさらなる活躍が期待されます。菅野の安定した投球は、チームの戦略において重要な役割を果たし続けるでしょう。



