埼玉・熊谷の小4ひき逃げ事件、母がラジオで情報提供呼びかけ 時効まで3年半
熊谷小4ひき逃げ事件、母がラジオで情報提供呼びかけ (07.04.2026)

埼玉・熊谷の小4ひき逃げ事件、母がラジオで情報提供を切実に呼びかけ

埼玉県熊谷市で2009年に発生した小学4年生のひき逃げ死亡事件を巡り、被害者の母・小関代里子さんが7日、地元ラジオ局「FMクマガヤ」の放送に出演し、事件解決に向けた情報提供を切実に呼びかけました。事件発生から15年近くが経過する中、公訴時効まで残り3年半という状況で、真相解明への最後のチャンスが迫っています。

2009年9月30日に発生した悲劇

事件は2009年9月30日午後6時50分ごろ、熊谷市本石の市道で発生しました。自転車で帰宅途中だった小学4年生の小関孝徳さん(当時10歳)が車にはねられ、命を落としました。現場からは車両が逃走しており、県警の捜査によれば、逃走車両は2台の可能性があるとされています。

埼玉県警は自動車運転処罰法違反(危険運転致死)などの容疑で捜査を続けていますが、現在までに犯人の特定には至っていません。公訴時効の成立は2029年9月と設定されており、残された時間は3年半となっています。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

「どんなささいな情報でも」母の切実な訴え

代里子さんはラジオ放送の中で、視聴者に向けて「どんなささいな情報でも、犯人逮捕につながる手がかりを」と強く呼びかけました。時効まで時間が限られていることについて、「時効が成立すれば捜査が打ち切られ、犯人はまさに逃げ得になってしまう」と危機感をあらわにし、刑事事件における時効制度の撤廃についても訴えました。

放送の最後には、「2台の犯人へ」と題した手紙を朗読。声を詰まらせながら「犯人にも大切な家族がいるなら、真実を話し、家族に付き添ってもらい自首してください」と直接犯人に呼びかけました。15年間、真相を知ることなく過ごしてきた母の心情がにじむ訴えでした。

現場近くでチラシ配布、協力を求める

ラジオ放送後には、代里子さんは事件現場近くで、熊谷署員らと共にドライバーに向けてチラシを配布しながら協力を求めました。わずかな情報でも事件解決の糸口になる可能性があるとして、地域住民の協力を切望しています。

この事件に関する情報提供は、熊谷署(電話048-526-0110)まで受け付けています。事件から長い年月が経過していますが、当時の記憶や情報を持っている方の協力が、真相解明の最後の鍵となるかもしれません。

未解決事件として長年続いてきたこのひき逃げ事件。残り3年半という時効のカウントダウンが進む中、地域全体で真相解明に向けた動きが求められています。代里子さんの切実な訴えが、新たな情報をもたらすきっかけとなることが期待されます。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ