イランのパサンディデ駐メキシコ大使は28日、メキシコ北西部ティフアナで記者会見し、6月11日開幕のサッカーワールドカップ北中米3カ国大会に関して、米国がイラン代表チームにビザを発給する見通しが立っていないと明らかにした。その上で、トランプ米政権の対応を強く批判した。スペイン通信などが報じている。
イラン代表の試合は全て米国で開催
イラン代表の1次リーグ3試合は、いずれも米国内で行われる予定だ。パサンディデ氏は、大会は本来「友情と平和の場」であるべきだと強調。しかし、米国とイランの間の戦闘的関係に絡み、実際には政府間の対立が影響を及ぼしていると米国を非難した。
ベースキャンプの変更経緯
イラン代表は当初、ベースキャンプとして米アリゾナ州トゥーソンを選んでいた。しかし、米国側が長期滞在を望まなかったため、メキシコのティフアナに変更せざるを得なくなった。この経緯についても、パサンディデ氏は不満を示した。
イランと米国は長年対立関係にあり、今回のビザ問題もその影響を受けた形だ。W杯を前に、政治的問題がスポーツの場に影を落としている。



