スペランツァ大阪、新スタジアム完成へ意欲 なでしこリーグ2部開幕戦を控え1部復帰を目指す
スペランツァ大阪、新スタジアム完成へ1部復帰を目指す

スペランツァ大阪、新スタジアム完成へ意欲 なでしこリーグ2部開幕戦を控え1部復帰を目指す

大阪府河内長野市を拠点とするサッカー女子・なでしこリーグ2部の「スペランツァ大阪」が、今シーズンの開幕戦を15日に迎える。昨シーズンは1部リーグで最下位に低迷し、2部への降格を余儀なくされたが、選手たちは来年完成予定の新スタジアムでのプレーを目標に、1部復帰を目指して意気込んでいる。

苦しいシーズンを経て、新たな挑戦へ

スペランツァ大阪は、元々企業チームとしてスタートし、2000年以降はイタリア語で「希望」を意味する「スペランツァ」を冠した市民クラブとして活動を続けてきた。長く高槻市を拠点としていたが、2024年に河内長野市に移転し、現在は同市内で練習を重ねている。

昨シーズンは1部リーグで2勝14敗(6引き分け)と大きく負け越し、最下位に沈んだ。MFの吉尾香音選手(23)は「2勝しかできず、苦しいシーズンだった」と振り返りつつも、新たな挑戦への決意を語る。

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新スタジアム完成をモチベーションに

チームの最大の目標は、来年1月に河内長野市内にオープンする新スタジアムで、1部リーグに復帰してプレーすることだ。そのためには、今シーズン中に優勝して自動昇格するか、2位に入り1部11位のチームとの入れ替え戦に勝利する必要がある。

北村隆二監督(44)は「若い選手が多く、『伸びしろ』のあるチームです。ゴールや勝利に向かって闘う集団にしていきたい」と強調し、チームの成長に期待を寄せている。

地元出身選手の熱い思い

今シーズンから加入した地元出身のMF、草場千寛選手(22)は「何としても昇格を果たし、活躍を通じて河内長野を盛り上げたい」と力を込める。選手たちは開幕に向け、コーナーキックの動き方の確認やミニゲームを通じて、シーズン準備を加速させている。

開幕戦は15日午後2時からアウェーで「南葛SC WINGS」と対戦し、ホーム開幕戦は20日午後1時からJ―GREEN堺S1メインフィールド(堺市堺区)で「JFAアカデミー福島」と対戦する予定だ。

新スタジアムが地域にもたらす期待

新スタジアムは河内長野市の南花台地区で建設が進んでおり、1000席以上のスタンドを備えた天然芝の施設となる。市は、隣接する広場と合わせた都市公園「南花台中央公園(仮称)」として、総事業費約40億円をかけて整備を進めている。

完成後はスペランツァ大阪の本拠地として公式戦などが行われる予定で、市はなでしこリーグの上位にあたる「WEリーグ」への将来的な参入も期待している。

このプロジェクトは、人口減で空き部屋が増えた団地跡地を利活用し、地域のにぎわい創出を目指すもので、西野修平市長は「スポーツの力は地域愛を育むきっかけになります。公園・スタジアムの整備を通して、チームを応援する雰囲気を作りたい」と語っている。

市は今月19日まで新公園の愛称を募集しており、集まった候補の中から市民投票で決定する方針だ。

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