全国の鉄道ファンで構成される「鉄道友の会」(東京)は、優れたデザインや性能を持つ鉄道車両に贈る2026年の「ローレル賞」に、伊予鉄道郊外線の新型車両7000系を選定した。四国地方の民営鉄道が同賞を受賞するのは初めてのことである。
7000系の特徴
7000系は、伊予鉄道が67年ぶりに導入した独自設計の車両で、昨年2月に運行を開始した。近未来的な流線形のデザインが特徴で、オレンジ色の塗装が愛媛県のイメージを表現している。また、1編成あたり2か所の車いすスペースを設けるなど、バリアフリーにも配慮。さらに、旧型の700系と比較して電力使用量を半減する省エネ性能を実現した。現在は12両(4編成)が導入されており、2026年度中には18両(6編成)に増備される予定である。
受賞理由
受賞の選定理由として、同会は「シンプルながら未来志向のデザインの中に、大手民鉄の最新車両と同等の機能を備え、線区の状況や運行経験を反映した独自の仕様」と高く評価した。この評価は、7000系のデザイン性と実用性のバランスが優れていることを示している。
伊予鉄道は、この受賞により地域の鉄道ファンや利用者からの注目が高まることが期待される。今後も7000系の増備を進め、さらなるサービス向上を目指す方針だ。



