サッカーJ1の柏レイソルは23日、三協フロンテア柏スタジアム(千葉県柏市)でジェフユナイテッド市原・千葉との千葉ダービーに臨み、4-2で勝利した。前半に2得点を挙げて優位に立つと、後半30分には細谷真大選手(24)が相手守備を力強く突破するシュートを決め、1点差に詰め寄られた後の44分には古賀太陽選手(27)がセットプレーからヘディングで突き放した。今季課題だった決定力不足を4発で克服し、地域リーグ東地区を3連勝で締めくくった。
試合の流れ
柏レイソルは試合を通じてボールを支配し、多くのシュートチャンスを創出。しかし、これまでは決定的な場面を逃し続けてきた。この日はホームの三協フロンテア柏スタジアムが両クラブのカラーである黄色に染まる中、久々の大量得点で長い低迷期からの脱却を印象づけた。
細谷真大の決定的瞬間
前半2得点でリードしたが、終了間際に1失点。後半は途中出場したエースの細谷選手が活躍した。「シュートへの意識は高く持っていたし、展開も良かったので『自分の時間』かなと思った」と振り返る。自身にパスが渡った瞬間に相手選手に囲まれたが、わずかな隙を見抜いて力強くシュートを放った。本来の冷静さと視野の広さが発揮された一瞬だった。
古賀太陽が試合を決定づける
再び追加点を許したが、最後は古賀選手が試合を決めた。打ち合いを制した古賀選手は「いい終わり方ができた」とコメント。細谷選手とともにアカデミー出身で、同じ県内の相手への対抗意識は高い。前回対戦で敗れたことも踏まえ、「前回負けたのが問題。こうした結果を残し続けないと。このプライドを持ちたい」と誓った。
柏レイソルはこの勝利で、地域リーグ東地区を3連勝で終え、順位を上げた。決定力不足を解消した攻撃陣の奮闘が光り、今後の戦いに期待が持たれる。



