戸塚優斗が金メダル獲得、3度目の五輪で会心の滑り「成長をすごく感じた」
戸塚優斗が金メダル、3度目五輪で会心の滑り (14.02.2026)

戸塚優斗が金メダルを獲得、3度目の五輪で会心の滑りを披露

2026年2月14日、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)決勝が行われ、戸塚優斗選手(ヨネックス)が見事に金メダルを獲得しました。会心の滑りで頂点に立った喜びを素直に表し、3度目の五輪出場でついに悲願を達成しました。

「成長をすごく感じた」と語る戸塚選手

戸塚選手は試合後にインタビューで、「五輪で自分の滑りを決めたことがなかったのが一番不安な点だった。それを払拭し、思い描いているランができたので成長をすごく感じた」と語りました。これまでの五輪では納得のいく滑りができなかった悔しさを抱えていましたが、今回の金メダルでその不安を完全に払拭した形です。

直前のルーティン変更が勝利の鍵に

戸塚選手は直前にルーティン変更を決断し、それが功を奏しました。「いろいろなルーティンを組み替えられるのは、自分の最大の強みだと思っている。それを生かしてメダルを取れた」と説明し、柔軟な戦略が勝利につながったことを強調しました。この決断は、長年の経験と自信に裏打ちされたものでした。

困難を乗り越えての栄光

前回の五輪からの4年間を振り返り、戸塚選手は「自分の滑りができない時期も長く続いたが、やめようと思った時にチームの仲間やコーチ、母親といった人たちに支えられてここまで来た」と述べました。スランプや苦しい時期を支えてくれた周囲への感謝の気持ちをにじませ、チームワークの重要性を改めて感じさせました。

表彰台での感動と今後の展望

表彰台に立った際には、「国歌が流れている時は、夢かと思うぐらい信じられない気持ちだった。いろいろな大会で苦しんできた記憶を思い出して、やってきて良かったと思った」と感動を語りました。苦難を乗り越えたからこその喜びが伝わってくる瞬間でした。

今後に向けては、「今は4年後のことを考えられないが、レベルがすごく上がっている中でも自分の滑りを表現する方法はいっぱいある。回転数を増やした大技の中にオリジナリティーをまぜられれば、またいい結果を残せる」と意欲を見せました。競技レベルの向上を認めつつ、独自の滑りでさらなる高みを目指す姿勢が窺えます。