埼玉県所沢市の所沢航空記念公園内に、スケートボードや自転車のBMX、インラインスケートを楽しめる県の施設「アーバンスポーツエリア」が完成した。5月31日に行われたオープンセレモニーでは、テープカットの後、愛好家たちが早速初滑りを堪能した。
施設の概要と特徴
施設の総面積は約5300平方メートルで、そのうち約2000平方メートルが滑走エリアとなっている。2021年の東京五輪や続くパリ五輪で日本選手が大活躍した都市型スポーツ(アーバンスポーツ)の人気の高まりを受け、埼玉県が1億5290万円を投じて2025年6月から整備を進めてきた。
施設内には、階段状の「ビッグステア」や半球状にへこんだ「プール」などの設備が配置されているほか、フラットなコースもあり、上級者から初心者まで幅広いレベルの利用者が楽しめる設計となっている。
利用方法と運営方針
利用は無料で、愛好家らで構成される所沢市スケートボード協会など利用者側の声も反映し、「誰でも楽しめるスポーツパーク」を運営方針に掲げている。早朝・夜間は利用できないが、周囲に柵などを設けず、エリアには自由に出入りが可能。滑走面以外は芝生や植栽が広がり、競技をしない来場者もくつろぐことができる。
設計面で助言を行った同協会の副会長で、日本スケートボード協会公認プロスケートボーダーの大沢和男さん(48)は、「早朝や夜間は利用しないといったルールを守り、ゴミを持ち帰るなど、利用者がみんなで管理する場所に育てていきたい」と新施設への思いを語った。



