本州初放鳥トキ、石川県内で4羽・富山県で1羽確認…GPS受信状況を公表
本州初放鳥トキ、石川県内で4羽・富山県で1羽確認

環境省は4日、能登半島の石川県羽咋市で5月31日に本州で初めて放鳥された国特別天然記念物のトキについて、個体に装着した全地球測位システム(GPS)機器からの受信状況を公表した。2日時点で放鳥された8羽のうち、4羽が石川県内で、1羽が富山県氷見市で確認された。

放鳥トキの追跡結果

トキの足環には小型のGPSが装着されており、環境省が定着状況を追跡している。2日に最後にデータが取得された位置情報は、石川県内では放鳥場所の羽咋市が1羽、その周辺の宝達志水町が2羽、かほく市が1羽。残る3羽は位置情報が不明だった。

GPS機器の仕組みと解釈

GPS機器は太陽光電池で稼働するため、機器の電圧低下によってデータが取得できない場合は「不明」となる。しかし、電圧が回復すれば再び受信可能になるため、不明な個体の生存状況を直接示すものではないと環境省は説明している。同省は引き続きトキの行方を追跡し、定着状況を確認する方針だ。

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放鳥の背景と意義

今回の放鳥は、本州におけるトキの野生復帰を目指す重要な一歩。環境省はトキの生態や移動パターンを把握し、保護施策に活用する。地元自治体や住民も協力し、トキが安全に生息できる環境づくりを進めている。

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