武雄アジア大学が開学、佐賀県の大学数が3校に増加
佐賀県武雄市に新設された私立「武雄アジア大学」で4日、開学式と入学式が行われた。これにより、佐賀県の4年制大学は、これまで島根県と並んで全国最少の2校だったが、3校に増加した。式典には、新入生や保護者らが出席し、新たな学び舎の門出を祝った。
1期生は37人、定員を大幅に下回る
入学した1期生は37人で、定員140人を大幅に下回った。大学側は、設置認可が昨年8月と遅く、受験生への周知が不足したことが原因と説明している。しかし、小長谷有紀学長は式で、「新しく生まれた本学を選んだ1期生は、チャンスをつかむ達人です。教職員一丸となり、精いっぱい手伝いをします」と激励の言葉を述べ、新入生の決意を称えた。
地域人材育成を目的に、県と市が約20億円を補助
武雄アジア大学は、学校法人「旭学園」(佐賀市)が運営し、東アジア地域共創学部の1学部1学科で構成される。若者の県外流出抑制や、地域を担う人材育成を目的として設立され、建設費約30億円のうち、約13億円を武雄市、約6億5000万円を佐賀県が補助した。教職員は計約50人を予定しており、地域に根差した教育環境を整備している。
この取り組みは、地方創生の一環として注目されており、大学の開学が佐賀県の教育基盤強化に寄与することが期待される。新入生たちは、少人数ならではのきめ細かい指導を受けながら、地域社会の発展に貢献するスキルを磨くことになる。



