北九州市は28日、推計人口が4月1日現在で89万8668人となり、1963年に5市の合併で発足して以降、初めて90万人を下回ったと発表した。昨年の国勢調査の速報値を基に算定した。
発足時から大幅減少
市によると、発足時は約103万人で、ピークの1979年には約106万8000人に達していた。しかし、その後は減少傾向が続き、今回初めて90万人を割り込んだ。
要因は高齢化と産業低迷
高齢化率が政令指定都市の中でも高く、人口の自然減が顕著であることが主な要因とされる。また、かつて盛んだった製鉄業が低迷し、人口減少に拍車をかけている。
武内和久市長は記者会見で「現実を直視し、企業誘致や魅力的な教育環境づくりなどの政策を推進していく」と述べ、今後の対策に意欲を示した。なお、今月1日現在の推計人口は89万9926人と前月から微増している。



