北海道51地点で今年初の真夏日、津別33.4度 札幌で避暑施設開放
北海道51地点で初の真夏日 津別33.4度 札幌避暑施設開放

北海道内は1日、高気圧に覆われて気温が上昇し、札幌市など51地点で今年初めて最高気温が30度以上の「真夏日」となった。急激な気温上昇に、街では「涼」を求める人の姿が見られた。

51地点で真夏日、津別33.4度

札幌管区気象台によると、最高気温は津別町で33.4度、帯広市で32.8度を記録し、最も暑い時期を上回る暑さとなった。道内174地点のうち、51地点で30度以上の真夏日となった。

午後4時半頃に最高気温30.6度を観測した札幌市中央区の大通公園では、暑さをしのぐために日傘を差して歩く人や、水遊びをする子供たちの姿が見られた。3人の子供と噴水を訪れていた同区の牧内佐央里さん(34)は「暑くて公園の遊具で遊べないので、噴水で涼みに来ました」と話していた。

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札幌市、クーリングシェルターを早期開放

札幌市では、冷房設備を備え無料で利用できる施設「クーリングシェルター」(指定暑熱避難施設)を例年より1カ月早く、1日から開放した。同シェルターは公共施設や商業施設など市内に227カ所あり、大部分で1日から利用が始まった。

市図書・情報館(中央区)を訪れた安平町の会社員笹山舞さん(38)は「朝から暑かったので、室内で涼める場所があってよかった」と話した。

また、市教育委員会は、今年度冷房を新設した市立小、中、高校101校のうち、既に工事や検査を終えた39校に対し、1日から使用できると通知した。当初、使用開始は6月末を予定していたが、気温が高くなることが予想されたため、前倒しした。昨年度までに冷房を設置済みの学校でも、各自の判断で使用できるという。

熱中症に警戒を

札幌管区気象台によると、7日頃から約5日間は、冷たい空気が流れ込む影響で冷え込む可能性があるものの、6~8月は平年よりも気温が高くなることが予想されるという。道内で真夏日が72日に上った昨年のような記録的猛暑になる可能性は低いとしている。

総務省消防庁によると、5月1~24日の熱中症による救急搬送者数は道内で46人(速報値)にのぼり、約6割の29人が65歳以上の高齢者だった。急激な気温上昇で熱中症のリスクが高まっており、札幌市消防局はこまめな水分補給などの対策を呼びかけている。

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