総務省消防庁は26日、18日から24日までの1週間における熱中症による救急搬送状況の速報値を公表した。全国で1114人が搬送され、前週(11~17日)の1012人から102人増加した。香川県では1人の死亡が確認されており、消防庁は小まめな水分補給やエアコンの適切な使用を呼びかけている。
重症・中等症の内訳
搬送者のうち、3週間以上の入院が必要な重症は22人、短期の入院が必要な中等症は373人だった。65歳以上の高齢者は653人で、全体の58.6%を占めた。
都道府県別の搬送者数
都道府県別では、福岡県が73人で最多。次いで兵庫県が70人、愛知県が68人と続いた。
猛暑日の観測
気象庁によると、18日には大分県日田市と兵庫県豊岡市でいずれも35.3度を観測。今年全国で初めて最高気温が35度以上の猛暑日となった。
消防庁は、熱中症予防として、のどが渇く前にこまめに水分を補給すること、室内ではエアコンを適切に使用すること、外出時には帽子や日傘を活用することを推奨している。特に高齢者は暑さを感じにくく、室温が高くても気づかない場合があるため、家族や周囲の人が注意を促すことが重要だとしている。



