夜の海中にピンク色の卵が広がる 石垣島でサンゴの産卵を確認
夜の海中にピンク色の卵 石垣島でサンゴの産卵確認

沖縄県石垣島の北部、伊原間から約2キロ沖合の海中で、5月2日夜にサンゴの産卵が確認されました。沖縄県在住の水中写真家、上出俊作さんがその貴重な瞬間を撮影することに成功しました。

今年最初の産卵を捉える

上出さんは2日午後7時15分ごろから潜水を開始し、約3時間にわたって撮影を続けました。水深約2メートルの海底に広がるサンゴから、ピンク色の卵が次々と放出される様子をカメラに収めました。この卵は「バンドル」と呼ばれるカプセルで、精子と卵子が一緒に包まれています。

「今年も産卵が始まったと知り、ホッとした気持ちとワクワクした気持ちが混ざり合いました」と上出さんは語ります。放出された小さな卵は、夜の海中をふわふわと浮遊していました。

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マクロレンズで捉えた繊細な姿

初日の産卵は規模が小さいと見込まれていたため、上出さんは一つひとつのバンドルを大切に撮影しようと、マクロレンズを使用しました。その結果、繊細で美しい産卵の様子を詳細に記録することができました。

サンゴの産卵は毎年この時期に行われ、石垣島周辺の海域はその観察スポットとして知られています。今年も無事に産卵が始まったことで、海洋生態系の健全さがうかがえます。

上出さんが撮影した写真は、サンゴの保護や研究にも役立つと期待されています。

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