中東情勢の影響、鎌倉市のごみ袋製造費が2600万円増額へ
中東情勢で鎌倉市ごみ袋費2600万円増

神奈川県鎌倉市は25日、中東情勢の影響を受け、家庭ごみの指定収集袋の製造費を約2600万円増額する補正予算案を6月議会に提出することを明らかにした。市は当初、本年度予算に袋の製造業務委託料として約5000万円を計上していたが、原料価格の高騰により追加費用が必要となった。

ごみ袋製造費の増額理由

鎌倉市が使用する家庭ごみの指定収集袋は高密度ポリエチレン製で、原油から精製されるナフサを主な原料としている。米国とイスラエルによるイラン攻撃の影響で原油価格が高騰し、ナフサの価格も上昇。これにより、ごみ袋の製造コストが大幅に増加した。市のごみ対策課によると、Sサイズ(5リットル)相当の製造費は当初1枚4.9円と見込んでいたが、中東情勢の悪化を受けて7.7円かかると試算されている。Mサイズ(10リットル)からLLサイズ(40リットル)についても、約60%から30%の製造費増額が見込まれるという。

補正予算案の内容

市は7月から翌年6月分の製造業務を委託する予定だが、当初予算では必要な製造枚数が確保できない可能性がある。現在、ごみ袋の在庫は不足していないものの、年度途中に在庫が不足する恐れがあるとして、補正予算案を提出する。補正予算案には、製造費の増額分約2600万円が計上される。この影響は、地方財政にも及ぶ事態となった。

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今後の見通し

中東情勢の今後の動向によっては、さらに製造費が変動する可能性もある。市は引き続き状況を注視し、必要に応じて追加の予算措置を検討するとしている。市民への影響としては、現時点ではごみ袋の価格改定は予定されていないが、今後の製造費の推移によっては検討が必要となるかもしれない。

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