登山ガイドらに感謝状、平成新山視察で下山困難者対応
登山ガイドらに感謝状、平成新山視察で下山困難者対応

長崎県の雲仙・普賢岳の平成噴火によって形成された平成新山での防災視察登山において、下山が困難になった参加者3人に対して適切な対応を行ったとして、雲仙警察署は29日、雲仙観光局職員の加藤奈保子さん(47)と登山ガイドの市来勇人さん(42)に人命救助功労者感謝状を贈呈した。

視察登山の概要

この視察登山は、行政関係者など100人以上が参加し、18日に実施された。参加者らは平成新山の現状を確認し、防災上の課題を把握する目的で山頂を目指した。

救助活動の詳細

警察署などの説明によると、加藤さんと市来さんは、山頂付近で身動きが取れなくなった男性の近くで上着を広げて日陰を作るなどして対応し、救助ヘリコプターが到着するまで付き添った。さらに、妙見岳のロープウェーが営業を終了した午後6時過ぎになっても下山しなかった男女2人を救助するため、警察や消防の関係者とともに妙見岳山頂まで迎えに行き、介抱しながら約1キロメートルの登山道を先導した。

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関係者のコメント

同署の山口秀和署長は、「山に詳しいお二人が居合わせてくれたからこそ、警察や消防もすぐに『迎えに行こう』という判断ができた」と感謝の意を述べた。加藤さんは「あの場にいた皆さんが知恵を巡らせた結果です。良い連携が取れました」と振り返り、市来さんは「自然には危険な面もある。改めて安全管理を確認するきっかけになりました」と語った。

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