東京都八王子市でクマ対策プロジェクトチーム会議
東京都八王子市の住宅地近くで4月にツキノワグマの出没が確認されたことを受け、市は26日、「クマ対策プロジェクトチーム」の第2回会議を市役所で開催しました。会議には市の幹部職員約30人が参加し、各地で獣害対策に取り組む日本獣医生命科学大学の安富舞氏を招いて、クマ出没時の対応などについて学びました。
安富氏が解説するクマの習性と効果的な対策
安富氏は、ツキノワグマの習性について「雑食だが、一度えさを食べた場所には、えさがなくなるまで通う」と説明。出没時には大きな音を鳴らして人の存在を知らせるほか、果樹の伐採が効果的だと指摘しました。また、市域の約4割が森林で、山間部のクマの生息地から市街地方面へ緑地が延びている地理的条件に触れ、「緑地沿いに突然現れる可能性もある」と述べ、クマの通り道となるやぶを刈り払うことを提案しました。
職員からの活発な質問と今後の取り組み
会議では、職員たちがクマの習性や学校における対策などについて活発に質問しました。中邑仁志副市長は「市民に安心してもらえるよう、スピード感をもって対策に取り組みたい」と話しました。



