孤立する女性支援へクラウドファンディング 歌舞伎町NPOが資金募る
孤立女性支援へCF 歌舞伎町NPOが資金募る

孤立して公的窓口にアクセスできないなど、さまざまな事情を抱えた女性を支援するNPO法人「レスキュー・ハブ」(東京都渋谷区)が、クラウドファンディング(CF)を実施している。新宿・歌舞伎町を中心に活動しており、集まった寄付金は都外からの相談対応などに活用される。期間は2026年5月31日まで。

設立の背景と活動内容

レスキュー・ハブは2020年に設立された。元々別のNPOで働いていた理事長の坂本新さんは、コロナ禍での貧困やパートナーからの暴力といった様々な事情を抱えて歌舞伎町にたどり着いた女性が、公的支援を受けられずに売春行為などに及ぶ姿を目の当たりにしてきた。また、風俗営業法が昨年改正されるきっかけとなった悪質ホストクラブ問題の被害を受けた女性の支援にも取り組んでいる。

これまでに、のべ約2万6千人に対して街中で支援を必要とする人に声をかける「アウトリーチ活動」を実施。夜間相談室の利用者はのべ1400人以上に上り、シェルターなどによる居場所提供は約970泊分に達している。

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資金調達の必要性

都内の女性を対象としたアウトリーチ活動やシェルター運営には都の補助金が利用できる。一方で、都外からの相談などに対応する際にかかる費用は一般寄付などで賄う必要があり、今回のCFを実施することにしたという。

最近では、歌舞伎町の「トー横」に集まる女性からの相談や、海外売春、海外での特殊詐欺に関する相談も寄せられている。坂本さんは「相談内容が多角化してきている。CFで対応の幅を広げられたら」と話している。

詳細はCFサイト(https://syncable.biz/campaign/9476)まで。

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