障害児支援施設職員を逮捕 送迎中にわいせつ行為の疑い
警視庁は2026年4月13日、障害児支援施設を利用していた女児を送迎中に自宅に連れ込み、わいせつな行為をした疑いなどで、団体職員の後藤隆也容疑者(46歳)=東京都八王子市=を逮捕したと発表しました。後藤容疑者はわいせつ目的誘拐や不同意わいせつなどの容疑で逮捕されており、現在は別の児童関連施設に勤務していることが明らかになっています。
逮捕時は「覚えていない」と否認 母親は強い怒り
逮捕は4月11日付で執行されましたが、後藤容疑者は逮捕時に容疑について「覚えていない」と否認していたといいます。一方、被害女児の母親はこの事件について「絶対に許せない。信頼していた施設の職員にこんなことをされるなんて」と強い怒りを表明しています。母親は女児が障害を抱えていることから、特に慎重に施設を選んでいただけに、衝撃と失望は計り知れないものがあります。
複数の児童関連施設で勤務 免許保有の経歴
捜査関係者によると、後藤容疑者は現在、逮捕容疑となった時の施設とは別の児童関連施設に勤務しています。これまでの経歴としては、保育士や幼稚園教諭の免許を保有しており、複数の児童施設で勤務経験があることが分かっています。このような経歴を持つ人物が事件を起こしたことから、児童関連施設の採用審査や職員管理の在り方にも疑問の声が上がっています。
携帯から複数のわいせつ動画を発見 捜査が拡大
警視庁の調べでは、後藤容疑者の携帯電話からは、逮捕容疑の被害女児以外にも複数の女児とみられるわいせつな動画や画像が見つかっています。このため、警視庁は被害の全容解明に向けて、より詳細な捜査を進めている状況です。具体的な容疑内容としては次の点が挙げられています:
- 2024年2月下旬頃、千葉県松戸市内の自宅アパートに障害のある女児をわいせつ目的で連れ込んだ疑い
- 女児に対してわいせつな行為を行った疑い
- 女児の下半身を携帯電話で動画撮影した児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑い
送迎中の犯行 施設利用者の安全確保が課題に
後藤容疑者は施設の職員として女児の送迎を担当しており、その業務中に犯行に及んだとみられています。この事件は、障害児を含む施設利用者の安全確保や、送迎業務を含む職員の行動管理が十分でなかった可能性を示しており、児童福祉施設全体の管理体制を見直す必要性が浮き彫りになりました。関係機関では再発防止策の検討が急がれています。
警視庁少年育成課は、後藤容疑者がこれまで勤務していた複数の施設についても情報収集を進めており、他の被害の有無についても調査を継続しています。児童に対するわいせつ事件は社会的に許されない行為であり、今回の逮捕をきっかけに、児童保護のための環境整備がより一層強化されることが期待されています。



