札幌・手稲区の住宅爆発、ガス管に腐食穴が発見される
札幌市手稲区の住宅で発生した爆発火災について、ガス供給会社が重大な事実を明らかにしました。北ガスジェネックスなどは2月17日、爆発が起きた住宅のガス管に腐食による穴が見つかったと発表しました。この穴は直径約2ミリで、ガス漏れを引き起こす状態だったことが確認されています。
4年前の点検でさび発見も補修は見送り
問題のガス管は1986年に設置されたもので、同社が2022年に実施した法定点検の際、さびが発見されていました。点検員は補修を提案しましたが、報告を受けた担当者は緊急性が高くないと判断し、補修を見送っていました。この判断が今回の悲劇につながった可能性が指摘されています。
北ガスジェネックスの梅村卓司社長は記者会見で、「補修の判断については、現在進められている警察の捜査や消防の調査を待ちたい」と述べ、詳細なコメントを控えました。
火災の被害状況と原因調査
2月9日に発生したこの火災では、住宅に住む62歳の女性が死亡し、周辺住民ら4人がけがを負いました。札幌市消防局は、住宅の敷地内から漏れ出たガスに何らかの原因で引火したことが爆発の原因とみて、詳細な調査を進めています。
現場では家屋が全焼するなど甚大な被害が生じており、地域社会に大きな衝撃を与えています。関係当局は再発防止策の検討を急いでいます。