宮城県石巻市で昨年6月、一人暮らしの高齢男性が誤って液体の殺虫剤を飲み込み、死亡していたことが29日、市関係者への取材で明らかになった。自宅にはペットボトルに小分けされた殺虫剤が残されており、同市が町内会を通じて配布していたものとみられる。
事件の概要と背景
河北警察署は、殺虫剤を小分けにした行為が医薬品医療機器法に違反する可能性があるとみて、配布に至った詳しい経緯を調べている。死亡した男性は一人暮らしで、誤飲した当時は高齢であったとされる。市は町内会を通じて殺虫剤を配布していたが、小分けの方法や注意喚起の有無などが焦点となっている。
今後の捜査と課題
警察は、殺虫剤の小分けが法律に抵触するかどうかを慎重に判断するとともに、市の配布方法に問題がなかったかも検証する。高齢者の誤飲防止策や、自治体による薬品配布の安全基準の見直しが求められそうだ。



