栃木県上三川町で発生した強盗殺人事件をめぐり、逮捕状が発行されている40代の男が、事件で使用されたとみられるバールを神奈川県内で購入していたことが28日、捜査関係者への取材で明らかになった。この男は事件後に国外へ出国しており、栃木県警は行方を追っている。
事件の概要と捜査の進展
事件は今月14日に発生。上三川町の住宅で69歳の女性が殺害され、長男と次男も負傷した。県警はこれまでに、強盗殺人容疑で10代の少年4人を逮捕。彼らの指示役とされる横浜市の竹前海斗容疑者(28)と、その妻・美結容疑者(25)も逮捕されている。
捜査関係者によると、逮捕状の男は竹前容疑者と事件前からつながりがあり、秘匿性の高い通信アプリを通じて指示を出していた可能性が高い。少年の一部は「数百万円の報酬が約束されていた」と供述しており、県警は金銭の流れを追っている。
凶器と証拠
現場周辺からはバールのほか、刃物など凶器とみられる物品が複数見つかっている。少年側は「バールや刃物は竹前容疑者側から渡された」と供述しているが、竹前容疑者と美結容疑者は容疑を否認している。
今後の捜査
県警は逮捕状の男の所在確認を急ぐとともに、事件の全容解明を進めている。また、少年らへの報酬の約束や、犯行に至った経緯についても詳細な裏付けを進める方針だ。



